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<Destiny 2>カルス皇帝とは リヴァイアサンって何?<まとめ>

今回はカルス皇帝、もといカバルについてまとめてみます。というのも、先日公開された年間パスのコンテンツの3つ目、ペヌンブラのイラストがベネディクトだったので、カバル関係の話なのではと予想されています。レイド『リヴァイアサン』にて手に入る装備の伝承から、カルス皇帝やリヴァイアサンについてまとめてみます。ですが、これらの伝承は膨大な量があり、全てを参照するのはなかなか難しいです。なので、リヴァイアサン、世界を食らう船、星星のスパイア、から出る武器の伝承を主に参照します。

 カバルのおさらい

D1の状況も踏まえます。

まずカバルの概要についてです。D1の時点では火星にのみ進出していました。この時は驚異とされながらも、ハイヴやベックスと比較するとまだ地味な勢力でした。この時エキゾチック武器<スカイバーナーの誓い>の名の元になったであろう<スカイバーナー連隊>という部隊が登場しています。

カバルはどうやら、母性の高重力環境に合わせるため、あのような巨大なアーマーを着ているとされます。そして<サイオン>と呼ばれる種族。アレはカバルに侵略され属国になった別勢力だとされています。サイオンはサイキック能力が使えます。

カバル勢力の現在の状況

レッドリージョンは国家を掌握し、ガウル総督率いるレッドリージョンがトラベラーを求め地球へと進軍。

光を取り戻したガーディアンによってガウルは死亡。レッドリージョンの残党は太陽系中で活動中。

旧体制のトップであったカルス皇帝はリヴァイアサンに乗ってネッススの軌道上に停泊中。

カルスはガーディアンを招き入れレイドを開催。

カルスはリヴァイアサンのエンジン部を巣食うベックスマインドの討伐をガーディアンに依頼。

レッドリージョンの幹部<バル・カウウォール>によるカルス暗殺計画の対処にガーディアンの協力を求める。

カバルの夜明け、カルス皇帝が起こした革命

カバル本国は元々、おそらく君主制に近い政治体制を持つ帝国でした。国土は貴族によって支配され、群衆は不満を持っていました。

カルスはそんな状況に問題を感じ、革命を起こしました。カルスもおそらく貴族の一人でしたが、他の貴族たちが集まる議会を掌握し、腐敗に満ちた貴族たちを裁きました。

この出来事を経てカルスは皇帝へとなります。伝承によると、カルスは群衆に愛されていたといいます。カルスは裁いた貴族が持っていた富を群衆に投げ入れました。

群衆にとっては、貴族たちに虐げられていた状況を打開してくれたのがカルス皇帝であったので、群衆に愛されていたというのは事実かと思われます。

カルス皇帝とガウル

ガウルは貧しい生まれの変異体だったそうです。白色変異体と書かれていたので、平たく言えばアルビノのような存在。虐げられていましたが、ガウルは非常に強かったそうです。カルスが革命を起こす前、貴族たちへの見世物として行われていたコロシアムでガウルは戦っていました。カルスはガウルに賭けていたそうですが、次第に考えが変わり、自らの配下へと引き入れました。

ガウルが貧しい生まれの変異体という事実は、ガウルがあれだけトラベラーに執着した理由でしょう。彼は実際強く、見事にあの地位まで上り詰めました。貧しい生まれは彼の力への執着を強くしました。トラベラーに認められたいと。

この頃からレッドリージョンという部隊は存在していたようで、カルスはその部隊の影の幹部、つまり<ゴースト・プライマス>へ任命したようです。ガウルはここから躍進し、レッドリージョンの指揮官という地位に上り詰めたのです。

ガウル率いるレッドリージョンがカルス皇帝に謀反を起こします。カルス皇帝の権力は剥奪されます。カルス皇帝は処刑を免れましたが、ガウルにより囚人船に幽閉され、宇宙へと飛ばされました。この囚人船というのが<リヴァイアサン>です。何故ネッススの軌道上にいるのかは今の所不明です。

これからのカバル

ガウルが倒されたことによって、カバルは残党となりました。一応ガウルの後釜として率いているバルスはいるものの、大きな動きは見せていません。ガウルの死後、バル・カウウォールはカルス皇帝の抹殺を目論みますが、リヴァイアサン、世界を食らう船でカルス自身が育てたガーディアン、つまりプレイヤーたちによって失敗に終わります。カルス皇帝、わざわざガーディアンのためにレイドを作り、ちゃんと人間が使える装備まで作って報酬に与えてくれるくらいですから、実は結構面倒見の良いおじいちゃんみたいですね。

伝承からは、カルスはレッドリージョンを再び配下に引き入れることを目論んでいることがわかります。そもそも囚人船であるリヴァイアサンがネッススの軌道上にいるのも不思議ですが、おそらくカルスの計画のためでしょう。ベックスと一悶着あったようですし、カルスはベックスを利用しようとしているのかもしれません。信頼できるガーディアンも味方として引き入れたわけですし・・・。今の所判断材料に欠けますが、2019年の夏にさらなる展開があることでしょう。