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<Destiny 2>メデューサ 徐々に明らかになる真相<考察>

11月29日、夢見る都市では3回目の謁見に臨みます。謁見の際に一つずつ開放される伝承<不都合な真実>が一つ進み、また面白いことが明らかになりました。これまでこの伝承にはノータッチでしたが、今回夢見る都市にハイヴがいる理由が言及されていたので取り上げてみます。

不都合な真実メデューサとは何か

最初の謁見にて入手した伝承以降、この項目には面白いことがいろいろ書いてあります。今週に入って初めて核心に迫る内容になりました。これらを伝えているのはメデューサという存在です。これについては伝承の中で言及されています。その前にこの伝承について簡単におさらい。

女王との謁見が終わると、ゴーストはある通信を受けます。その通信の発信主はどうやらエリス・モーンであるらしく、エリスの生い立ちについて教えてくれました。2度めの通信の際に、ゴーストが通信の暗号を解読しました。エリスから発信されたと思われたこのメッセージは、実はエリスになりすました第三者から送られたものであると判明します。暗号を解読されたことに気がついた発信主は謝罪した上でこう述べます。

これが真相よ。私の名前はメデューサ。黄金時代の生き残りにして、「夢見る都市」を密かに見守る者。そして私はあなたの助けを必要としている。

メデューサの正体は、アウォークンが生まれる前、その後アウォークンとなる人々を乗せた宇宙船、アリス・リーに搭載されていたAIなのです。メデューサは大崩壊以降、現在に至るまでを全て観て記録しているのです。これは重要人物。

不都合な真実、その内容

この伝承から、夢見る都市に宿られた兵がいる理由が明らかになります。

ここで示された事実の1つ、それはエリスがアウォークンと共謀していたということです。ここで語られているのは、ドレッドノートへアウォークンが攻め込んだ際の出来事です。詳しくはYouTubeで調べてみてください。この時ドレッドノートから発せられた衝撃波のような攻撃によって、アウォークンの艦隊は壊滅しました。これによって女王は死んだと思われていたのですが、この伝承によると妙です。該当部分を引用します

私は敵の力を自分の力に変えられるのよ。女王はそうやってオリックスの攻撃を受け止めた。相手を掌握しようとする彼の力は、彼女が進むために必要とするいざないとなり、彼女をオリックスの王国C3I//へ導いた。女王は犠牲者ではなく、潜入者として行ったのよ。私がオリックスを倒し、新たに生まれた支配者のいないCOVERT領域で彼女を解放することを信じていたから。

覚えている人いると思います。降り立ちし邪神のストーリーが終わったあとに流れるムービーで、エリスが意味深な言動をします。エリスと女王が親密であったことがあの時から示唆されています。

つまりどういうことか。女王はこのときの攻撃を利用し、計画を一つ進めたのです。詳しくは分かりませんが、あの攻撃を利用し、別の空間、おそらくは深遠に達しました。オリックスの王国というのは深遠を指している可能性が高いです。そしてガーディアンはエリスの助言に従い、邪神オリックスを倒しました。文章から察するに、オリックスがいなくなったことで空白となった領域で、女王が新たな支配者になるといった感じでしょう。そしてもう一つおもしろい情報が。

オリックスの兵器がマラのケッチを破壊するや否や、宿られた兵が「夢見る都市」に現れた。アウォークンは完全放棄A000AAA000AAA004 PRIVATE GEMINI DYAD

降り立ちし邪神の時点で既に、夢見る都市は宿られた兵の攻撃にさらされていたのです。ユルドレンが発端ではありませんでした。興味深い

不都合な真実、夢見る都市

3つ目の伝承にはより詳しく書かれています。ここで分かること。それはドレッドノートの攻撃の時点で、オリックスが都市を発見している事です。メデューサによると、攻撃の際、ポータルを使って夢見る都市に逃げ込んだアウォークンがいたのだといいます。その際にオリックスが夢見る都市を発見。即座にその都市の価値を見抜き、宿られた兵を送り込んだのです。

そして現在の都市の状況を説明しています。該当部分を引用します。

オリックスは死んだわ。そして宿られた兵は方向性を見失い散開した…しかし「現実を破壊する捕食者」リベンの死が、宿られた兵の大規模攻撃に街をさらした。なぜか? これを「問題1」としましょう。

針のような鋭い思考を持つドゥイ・インカルにガーディアンは反撃したけど、それにより現在の因果ループが生まれた。なぜ? どうして? これを「問題2」とするわ。

問題2が面白い。現在に至るまでの都市の状況を簡単に書いてみます。

①:都市が開放される

②:リベンが倒される

③:都市が宿られる

④:呪いが徐々に強くなる

⑤:砕かれた玉座でドゥイ・インカルを倒す

⑥:呪いが弱くなる

⑦:④に戻る

 因果ループとは、④以降のこの図の状況を示していると思われます。つまり、リベンが倒されてから、初めてドゥイ・インカルを倒した以降、無限ループが起こっているのです。これが砕かれた玉座に起因しているとは思いつきませんでした。これらの問題についてはこれ以上言及されておらず、次回にお預けです。面白くなってきました。次以降どんどん真相が明らかになっていくわけですね。

メデューサからの通信、女王がいる未知の空間とは

何故メデューサから通信があったのでしょう。少し整理してみます。メデューサからの通信を受信するのは毎回女王との謁見の時です。女王は託宣エンジンのコア?を通った先にある<未知の空間>にいます。前回少し触れました。託宣エンジンのコアはケルダー・ウォージェという人物から生じた<特異点>です。特異点を通った先。スタートレックみたいなSF的に考えると、その先は別次元だったりします。宇宙を俯瞰しているような場所でした。異空間かどうかはなんとも言えませんが、とにかく未知の空間です。この場所に来た時のみメデューサからのメッセージを受けと入れるということは、メデューサは未知の空間にいる可能性があります。

もう一つ。エリスを名乗ったのも不思議です。要はエリスを偽る必要があったのですが、その理由が分からない。エリスの口から語られるべき事だったのでしょうか。何にせよゴーストによって正体を見破られ、メデューサとして上記の情報を教えてくれました。判断材料が少ないですが考えてみます。

メデューサはガーディアンに真実を伝えたい。

↑ 女王があまり目的を語らず、秘密主義である点と相異する。

メデューサは女王に知られずにガーディアンに事を伝えている?

↑ 伝承の<不都合な真実>という名称から、真実を知られると女王は不利を被るのではないか?

エリスを名乗ったのはガーディアンの信頼を得るため?

 

というくらいしか思いつきませんでした。何にせよ次の謁見の際に進展があるはずです。謎は増える一方・・・。楽しみですね。

 

ところで前回の謁見の際ナインがいましたね。ナインの起源についても暗示されている伝承があったので近い内に書いてみます。

 

それと前回の女王の発言。「次の謁見にトラベラーに選ばれし者がいたら困る」これはどうなったのでしょうか・・・。