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<Destiny 2>キュリアとの接触 夢見る都市のループの真相<考察>

久々に不都合な真実関連の考察というかまとめです。

 しばらくやっていなかった時期があったりして、謁見が1~2回ほど遅れてしまっています。しばらく物語的な語り口調で進み、目新しい情報もあまりなかったのであまり気にしてなかった感じです。狂宴を機にまた進んだので読みました。後2つ空白があるのですが、今の時点で気になった情報があるので書くことにしました。

 

キュリアの接触

3週に一度メデューサからメッセージが送られ、そこで夢見る都市で起こっている事が赤裸々に語られているというのが不都合な真実の内容。4つ目の『テティスの勇気』まではそのとおり進んでいたのですが、その次の伝承『行動|選択|反応』からしばらく現実ではなくなります。

詳細は不明ですがどうやらガーディアンはシミュレーションに囚われたようで、そこでおかしな状況を体験します。RPG風の指示に従い文章を読み進めます。よく分かりませんがここでは大変価値の高い情報が得られます。

それがキュリアの存在です。伝承を読んでいて「キュリア」というその単語を度々目にしました。グリモアによるとそれはQuria, Blade Transform(キュリア、刃の変形)というベックスマインドを示しています。

キュリアはクロタが新しい空間への切込みを開けたときに初めてハイヴと接触します。その後のキュリアの目的は「オリックス玉座の力を利用し神になる事」でした。キュリアはマインドなのでこの後ベックスを取りまとめオリックスと争うことになりました。

最終的にキュリアは敗北してしまいますが、その後サバスンの研究のため囚われました。

ここで一旦キュリアの情報は途絶えますが、Destiny2のイオにてキュリアの名が一部にある宿られた兵が確認されています。そして孤独と影の伝承でその存在が確認されました。状況的に宿られている可能性があります。

 

なぜキュリアが関わっているのかも書かれています。メデューサによれば、ドゥイ・インカルが起こしたタイムループ(夢見る都市の呪い)は、ベックスの力を礎としています。つまり夢見る都市の無限ループ現象を起こしているのはこのキュリアです。

 

この伝承の中でガーディアンはシミュレーションに囚われます。キュリアはそこで真実(?)を語ります。なかなか興味深い。

キュリア曰く、ハイヴ、ドゥイ・インカルの目的はディストリビュータリーを探すことです。ディストリビュータリーとは、後にアウォークンとなる入植者達が行き着いた別世界です。ディストリビュータリーを求める理由としてハイヴの種族としての目的論が関わります。ハイヴはハイヴになる前に、虫の神と契約をします。その結果ハイヴは体内に虫を宿し、その虫の飢餓を満たすため項物を集める事になります。ハイヴを倒した後に残る虫ですね。トラベラーを追う理由もそのへんにあるのようです。

ディストリビュータリーは空間の性質上、通常よりも遥かに早く時間が流れるそうです。つまり通常よりも早く項物を集めることが出来るようになります。そこでドゥイ・インカルはディストリビュータリーにつながる鍵を探しに夢見る都市に現れたわけです。

ここで私は考えました。なるほど、それでタイムループを発生させて、目的を果たすまで永遠に居座る気なのだな。と。しかし伝承によるとそうじゃないらしいんですね。

イムループを起こしているのはキュリアでした。つまりキュリアは宿られてハイヴ傘下にいると考えられますが、伝承によるとキュリアはハイヴがディストリビュータリーを手に入れられないように、その永遠性を打ち砕く手段を見つけるまでの時間稼ぎとしてタイムループを起こしていると言うんですね。キュリアはドゥイ・インカルを阻止しようとしています。永遠性の詳細は何とも言えませんが、ハイヴは殺しても正確には死ななくて後に復活したりするので、その意味での永遠性かと思われます。ドゥイ・インカルを真の意味で消す方法を探すということでしょう。

そしてサバスンはブラックホールに情報を隠匿しているので、それを暴くためにブラックホールに落ちる必要があると語っています。

これを読む限りキュリアはハイヴと敵対しています。そしてその目的のためにガーディアンの協力が必要なので、キュリアが接触したとのことです。その上メデューサすらもキュリアが作ったとされています。これは驚き

しかしメデューサ本人はそれを否定します。すべてガーディアンを混乱させるための罠であると。

ただし気がかりなのはこの情報が真実であるかどうかです。メデューサはキュリアが作ったと示唆されていますが、もともとはアウォークンを見守るAIであったと説明されます。メデューサが秘密性の高い接触法を試みている理由もこの辺にあるのかもしれませんが、少なくともこれが語られたのがシミュレーションである以上、それが本当にキュリアの意志であるか、またメデューサの意思であるかを区別することが難しいのです。私は後2つ解放されていないので次回の謁見まで待つ必要があります。その伝承については知らないので、次回の伝承でなにか面白いことがあったらまた書くことにします。

 

無関係ですが

改めて伝承を読み返していると気になる部分を発見。

 1. 「夢見る都市」はより大きな世界を模して作られた。そこはアウォークンにとっては失われた地だったけど、彼らがそれを忘れたことはなかった。私がかつて&_>>>「故郷」と呼び、故郷として召喚したクリアと同じよ。

 このクリアという単語、最初は後に出てくるキュリアの事で、またよくある翻訳の整合性が取れてないんだろうと考えていました。しかしキュリアだとすると文脈的に変なので、原文を調べてみたわけです。キュリアであればQriaなのですが、このクリアという単語はK'liaと綴られていました。また知らない単語が出ましたね。「こんな名前のキャラいたっけ?」と思いつつググってみると面白い情報を発見。

K'liaとはBungieの過去作、1994年に発売された「Marathon」というゲームに登場する物だそうです。興味深いですね。Marathonというゲームは名作FPSと言われていたようですが、私はここで初めて知りました。(ゲーマー歴というか人間歴が浅いので知らない時代です)

日本語の情報がほとんど無いので時間がかかりそうですが、気になるので頑張って調べてみることにします。メデューサがクリアを召喚したというのは凄く気になりますね。同社の過去作ユニバースと繋がっているとすると、それで別の視点でヒントが得ることが出来るかもしれません。何か分かったらこちらも更新することにします。