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<Destiny 2>影の砦へ向けて、ハイヴの現状とこれから あと気になること(まとめ)

影の砦発表からしばらく経ちました。ハイヴ関係なのでハイヴの現状をまとめます。

 9月17日に配信される新コンテンツ『影の砦』が発表されてしばらく経ちました。ガーディアンの皆さんもトレーラーとVideoDocを見てワクワクし、今も月へ思いを巡らしている事でしょう。エリス・モーンが再び登場し、月にいつの間にか築かれていた影の砦を巡るストーリーなようです。

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ハイヴの現状

オリックスの敗北とサバスンの台頭

TTK以降、ハイヴは邪神を失い求心力を無くします。オリックスが死んでから、宿られた兵も一旦活動を落ち着け、ハイヴも残党がのさばっている状態が続きました。

しかし現在はサバスンの存在がその影を落とし、太陽系に降臨することを今か今かと待ち望んでいるようです。サバスンは別の記事で触れました。彼女の正体はオリックスの妹です。君臨するためか、他の目的か分かりませんが、タイタンにおけるサバスンの歌を利用した儀式によって何かを企みましたがガーディアンが阻止します。

サバスンはオリックスが虫の神の死体から作った破滅の石版を手に入れたと考えられ、それによって宿られた兵を従えています。宿られた兵は現在EDZ、イオ、夢見る都市に分布しています。夢見る都市にはハイヴの軍勢も侵攻していて、オリックス土星に君臨した際アウォークンの一人が都市に逃げ込んだ事で存在を知ります。都市にいたリベンがオリックスと契約しますが、オリックスの死後はサバスンがリベンと接触し都市を開放するに至ります。

ハイヴの死霊術と強敵の復活?

オリックスの追放された息子ノクリスが火星にいました。火星には虫の神である無数の意思ソルも存在していて、ウォーマインドの破壊を目論みましたがこれもガーディアンが阻止します。ノクリスは降霊術や死霊術を扱う異端者です。ノクリスが登場するウォーマインドまでに、ガウルと水星のパノプテースが倒されていますが、それらの存在を死霊術を用いて再現しようとしているのではないかと指摘する人がちらほらいます。これについては後で触れることにします。

宿られたベックスマインド、キュリアと夢見る都市

ハイヴにはキュリアと呼ばれる宿られたベックスマインドがおり、このキュリアがベックスのテクノロジーを用いて夢見る都市のループを起こしていると言います。キュリア曰く彼はハイヴを止めようとしているので、ドゥイ・インカルがその目的を達成できないようにループを起こしていると主張しています。本当かどうか怪しいですが一応対立していることが伺えます。

キュリアによれば夢見る都市のハイヴはアウォークンの故郷であるディストリビュータリーの入り口の場所を探しています。ディストリビュータリーは通常空間よりも時間の流れが早いため、相対的に凄まじい速度で虫への項物をあつめることが出来るので手に入れたいと考えています。またハイヴは重大な秘密をブラックホールに隠しているので、それを暴きハイヴを倒す術を見つける必要があると主人公に語っています。

シヴ・アラス登場の前兆?

シヴ・アラスの活動も確認されています。夢見る都市のクエストで、シヴ・アラスの名を持つ敵が確認されています。

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ハイヴだけでなく宿られた兵でも存在しているのが気になるところですが・・・。

シヴ・アラスもまたオリックスの兄弟で、艦隊を指揮しています。オリックス同様神格化された存在で、ハイヴの親玉です。サバスンだけでなくシヴ・アラスも活動しています。このクエストは「壊れた伝令」で、レリックを回収するのが目的です。そのレリックは天体とその軌道上を示すような形状をしているので、太陽系のどこで回っている特異点につながる情報が入っている可能性もあります。ハイヴが総力を上げて都市を攻略しているのがよく分かります。

 カルスと悲哀の冠

現在の絢爛のシーズンではハイヴ関連のレイドが実装されました。曰くカルスが月で見つけたハイヴのレリックを用いてハイヴを支配下に置こうと考え、部下のグラディエーターであるガールランにその冠を被せます。結果それはサバスンの策略であり、逆に彼女がカルスを支配下に置こうと目論んだための罠でした。(筆者はこの情報を聞いただけで参照元を知りません。なので詳しいことは言及できません どこに書かれていたかご存知の方がいたら是非教えてください

 

以上が絢爛のシーズンまでのハイヴの状況です。

ハイヴのこれから 影の砦

これからの事を少し。ここで影の砦に話を戻します。気になった部分をキャプチャーしてあるので添付します。

 

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一枚目はどう見てもクロタです。クロタはDestinyの頃、月レイドで討伐に成功しています。彼はヘルマウスの奥底を玉座の世界としていたので、完全に死んだはずです。

二枚目はガウルに見えます。ガウルはご存知の通りガーディアンに敗北し、一度は光らしき力を手にしたものの、トラベラーの光によって打ち消され死亡します。

三枚目は暗くて鮮明に見えませんが多分スコラスです。フォールンのケルを宣言したこれまでで最も位が高かったフォールンです。金星でガーディアンと戦いますが死亡しています。

どういうことかはVideoDocで普通に語られます。曰く「ナイトメア」という新たな脅威で、ガーディアンの恐怖がそのまま具現化しているとかなんとか。つまり実際に復活しているわけではなくて、ガーディアンの記憶から形作られた虚像というわけです。月は太陽系で最も大きなハイヴの根城でしたし、おそらくはハイヴの新テクノロジー。気がついたらでっかい砦建ってたといいますが、ヴァンガードは月監視してたんとちゃうんか。

先程ノクリスの死霊術について触れました。あのタイミングで死霊術師とソルが活動を始めたのは、人類にとっての強敵であるガウルとパノプテースを復活させハイヴ配下に加えることが目的だったのでは無いかという指摘をしている人がいます。火星にソルとノクリスがいる理由、私はオリックスに追放されたたものの後に利用できるかもしれないので火星の氷の下に埋めて隠したのではないかと予想しています。大崩壊以前に火星にハイヴがいた事を示唆する情報が作中で登場するそうです。ノクリスが火星にいる理由についてもどこかで言及されているのでしょうかね。

とにかく、ノクリスの死霊術が関係するかは分かりませんが、現に影の砦ではこれまでの強敵が復活しちゃってます。ただの幻影で関係ないのかもしれませんが。

盗まれた情報、FEN-092の報告

実はすでに月のハイヴに言及している伝承があります。『盗まれた情報』の中にある『破片』に書かれています。これは恐らく潜みしものやアウォークンの密偵の報告が書かれているもので、この『破片』はFEN-092というコードネームの人物からの報告です。イコラがIKO-006というコードネームで呼ばれていたりするので、FENというとリュウ・フェンでしょうか。サンショットの持ち主だと思われるガーディアンです。

月の監視任務の際に不自然なハイヴを発見し調査をしたという内容です。一部抜粋しますが全文はご自身で確認ください。

3. 目が覚めても頭痛は消えていなかった。アーマーを準備してビバークを出ると、静止した一体のスロールが近くにいるのに気付いた。近寄ると立ち上がったが、攻撃するような動きは見せなかった。1発撃つとすぐに死亡した。死体を調べるために近づいたところ、得体の知れない素材からできた黒い破片が胸の穴に埋め込まれているのに気がついた。破片はより大きな物体のかけらのようで、高利得光起電パネルと類似していた。

 

8. この時点でプロトコルを破り、追加支援を要請しなかった。その代わりに、破片を手で拾ってしまったのだ。すると直ちに鮮明な幻覚が見えた。VIP #0704の肩越しに立ち、彼女がエージェントERI-223の太ももに7インチもの深手を負わせる光景を目にした。#0704およびERI-223のどちらもが戦闘用の装いに身を包んでいた。周囲の空中には謎の素材が何百も浮いており、付近にある出自やモデルが不明の船が破壊された残骸であることがわかった。ERI-223は私を直接見て「情けない」と言った。

VIP#0704の正体は分かりませんでしたがERI-223はエリス・モーンだと思われます。要点をまとめるとこうです。

月の任務中、数日の間頭痛に悩まされていた

不自然なスロールを発見し射殺。調べてみると素材が分からない謎の破片が胸に刺さっており、手で触れると正体不明の女性とエリス・モーンが戦っている様子の鮮明な幻覚を見て、頭痛が治まった。

上記に書かれている謎の素材が何百も浮いておりという部分、ガウルのキャプチャーで漂っているものと同一でしょうか。少なくとも月でエリス・モーンの幻覚を見たというのは明らかに影の砦関係があります。影の砦でこの破片と謎の素材が登場する事でしょう。

ハイヴについて気になる点

ルーン文字

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悲哀の冠をクリアした際メンバーが教えてくれて気が付きました。ガールランが被っていた冠が地面に落ちてきますが、その中にこのようなルーン文字が記されています。

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悲哀の冠からドロップする武器の一つ『悲哀の破滅』にも刻印があり、その文字がガールランの冠の中のルーン文字とよく似ています。

「失墜せしガールランの元へ行くためにハイヴの声で書き換えられた、リーフ製のマシンガンだ。受け取れ」――カルス皇帝

ハイヴのルーン文字にはそれ自体役割があります。例えば扉を封印したり、玉座の世界と接続したりと様々です。恐らく悲哀の冠でドロップする武器には全部このような刻印がありますし、撃つと光ります。そのルーン文字がハイヴ魔術のように、銃に何らかの作用をしている可能性があります。もしかすると暗黒に近い力がありウェポンズオブソロウと少し似ているのかもしれません。

 新太平洋環境都市にある新種の卵?

もう一つ。息抜きに新太平洋環境都市を探索しているときに発見しました。

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ハイヴの新種?影の砦と関わりがあるのでしょうか。タイタンの海には超巨大な生物が泳いでいます。サバスンの歌のボスエリアで確認できたと思います。アレはもともとタイタンの海にいた生物なのかもしれませんが、もしかすると虫の神ではないかとフレンドが言っていました。タイタンは土星の衛星で、空にはドレッドノートが小さいですが確認できます。いわば邪神が降臨した聖地のようなもので、その場所でサバスンに関わる何かしらの儀式をしたわけですから相当重要な場所であるのは間違いありません。

例えばソルがいた火星では、これまで見られなかったハイヴの新種がいました。氷にまみれていて死ぬと冷気を放ちます。大崩壊の前からハイヴは火星にいたという情報もあるみたいですから、アレはもともと火星にいたものかもしれません。今のハイヴを形作った虫の神がタイタンにいるとすると、火星で見られたように新たな形状のハイヴが作られている可能性もありますね。こちらも影の砦に関わるのでしょうか・・・。気になりますね。