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<Destiny 2>放浪者とは 放浪者のシーズンの背景

新シーズンが始まり、放浪者に焦点が当てられています。これから放浪者はストーリー上重要な役割を果たしそうなので、放浪者が何者なのか、またかつて何だったのか、伝承から分かったことをまとめてみます。

 

放浪者のシーズンが始まりガーディアンにはプライムギャンビット、そして天誅という新コンテンツが解放されました。更に2周目から放浪者に光か闇か二者択一を迫られ、どちらかによって今後ストーリーが変化していく事でしょう。

新シーズンの目玉はプライムギャンビットと天誅。そして復刻されたトルンは無視できません。私はD1のとき最後まで取得できなかった武器なので心残りでした。今回苦しいクエストを頑張ってやっと取得することが叶いました!この武器の凶悪なルックスと性能は当時から人気であり、またグリモアではトルンに纏わる伝承のボリュームが凄かったのも印象的です。

今回の放浪者のシーズンで放浪者に纏わるストーリーが掘られると同時にトルンが実装されたこと、ドレドゲンが関係してきます。そもそもドレドゲンとはトルンの持ち主のガーディアンでした。

 

 

まず今回なぜこのような展開になったのか分かりにくいのですが、ポストに送られるオノールからの手紙を読めば何となく分かります。

 

オノールからのメッセージ

今シーズンが始まって以来、何らかのタイミングでオノールからのメッセージがポストに届いていました。これによるとオノールは放浪者を危険視していて、警告を聞かないヴァンガードではなく百戦錬磨のガーディアンである主人公に個人的に接触したとのこと。

そもそもオノールが属するプラクシック機関とは、詳細は不明ですがシティ創立当初から存在している機関です。詳しい説明が見当たらないのですが、文面から察するにおそらく公安のようなもので、ガーディアンが道を踏み外さないよう監視し対処するような機関のようです。

オノールからのメッセージに一部このような文面があります。

ラクシック機関はシティの創設以来、ガーディアンを暗闇やその他の禁忌に近づけないようにしてきた。我々は最大限努力してきたが、レッド・デスや真紅… そして一部のウェポンズ・オブ・ソロウまでもが… 今でもシティの兵器庫に入り込んでいる。

真紅はおそらくクリムゾンの事で、翻訳上のミスです。レッド・デスはD1からのプレイヤーであればご存知だと思います。こいつです

db.destinytracker.com

レッド・デスのフレーバーテキストにも「この武器を見たら直ちに壊すように」と書かれている程。お気づきでしょうかこのデザインはクリムゾンによく似ています。効果も敵キルで回復とクリムゾンによく似ています。クリムゾンもまた、「ヴァンガードの公式ポリシーによるとこの武器は存在しない」と書かれています。またウェポンズ・オブ・ソロウとは暗黒の力が利用されたか影響されたかした武器の総称だと思われます。トルンもその一部で、D1にはネクロカズムがありました。

このような武器を使用することは禁忌とされていて、ヴァンガードによって禁止され、プラクシック機関によって取り締まられているようです。つまりプラクシック機関はクリムゾンやトルンを好んで使う私やあなたのようなガーディアンから他のガーディアンを守るために存在します。

 

オノールの警告

オノールは伝承及びBungie公式サイト上のストーリープレビューから放浪者を強く危険視している事がわかります。これらの伝承を読み進めれば経緯が分かります。そこで分かったことをまとめます。

・ドレドゲンを名乗る背教者たちがシティに戻ってきている

・ヨルの影と呼ばれる背教者の集団が闇を利用して力を得ようとしている

・放浪者もその一味であった可能性がある

・ギャンビットを通じてガーディアンは闇に接触しようとしている

・ゴールデンガンの男がヨルの影を狩っている

・放浪者はナイン、つまり光と闇を超越する力を利用している

 

 

余談ですがこの文章が面白いです

この一味は長い間、表舞台に現れていない。放浪者の要請により、新たな「ドレドゲン」がその後を引き継いだという噂もある。彼らは旧ロシア軍やカバル大戦に兵として参加していた、比較的若いガーディアンで構成されている。古の血筋の者たちではない。

お分かりですか?Destinyは旧ロシアでゴーストに蘇生されるところからゲームが開始されます。Destiny2ではカバルの侵略に遭った所からゲームがスタートします。そして勝利の道のりの称号というシステム。一定の条件を満たせば、名前の下に称号が表示されるシステムですが、そこにドレドゲンがあります。最近ではよく目にしますね。

つまりここで言われているヨルの影の一味とは、ギャンビットが開始されて以降、ギャンビットを周回し様々な条件を満たしてからドレドゲンの称号を付けているプレイヤーのことなんですね。

これ面白いですね。これまであまり見なかったゲームとしても面白い取り組みだと思います。つまりプラクシック機関はそういったプレイヤーが増えた=闇に接触しようとする背教者が現れたと考えているわけです。

 

オノールはこのメッセージを送る前、タワーの会議においてこの件を話放浪者の追放を提言しましたが、賛同は得られませんでした。放浪者の正体についてザヴァラもイコラも認識はしているようですが、なにか考えがあるのでしょうか。

 

オノールは主人公に接触し、上記の情報を伝えた上で「放浪者を監視し情報を提供してくれ」と依頼してきます。これが今回「光か闇か」の選択を迫られた経緯になります。

 

笑えるな 光と暗黒の境は いつも紙一重なのだ お前はどちらの側にいる?

 

ーユルドレン・ソヴ

 

ギャンビットとは

そんな悪名高き詐欺師放浪者は周知の通りギャンビットを運営しています。ギャンビットは孤独と影でケイドが殺害されたのと同時に開始します。既にご存知でしょうが、ギャンビットの流れは以下の通り

  1. フィールド上の敵を倒す
  2. 敵からドロップした闇のかけらを一定数集める
  3. 一定数集まった闇のかけらを貯蔵庫に入れる
  4. 一定数の闇のかけらが集まると召喚されるプライミーバルを倒す。

重要なのはかけらの貯蔵によって宿られた兵が出現するという点。思い出して頂きたいのは、宿られた兵は単独で動かないという事です。司令官が居ないと当たりを彷徨うのみとなります。宿られた兵が出現するのには必ず理由があります。降り立ちし邪神ではオリックスの命令。影の湖やイオではおそらくサバスンの命令。夢見る都市ではおそらくリベンの意思です。また過去の記事でも取り上げました通り、宿られた兵は深遠という概念と関連があります。オリックスは破滅の石版というアーティファクトを用いて深遠と会話し、宿られた兵を操る力を手に入れました。しかしこのギャンビットでは闇のかけらを集めるというプロセスによって宿られた兵が召喚されてしまいます。宿られた兵を操っているわけでは無いと思うのですが、ここに疑問がありますね。

ギャンビットの目的は何とも分からないのですが、おそらく最終的にはプライミーバルを倒すことだと思います。そもそもプライミーバルとは英語でPrimevalと記されています。日本語訳すると「古の」「非常に古い」といった意味があるそうです。そして放浪者のギャンビットの伝承の一部にこのように書かれています

 

深遠の兵士を別の領域から引きはがすのは、あまりにも行き過ぎた行動だ。しかしあの化け物は? あれは憑依され、けしかられた普通の宿られた兵ではない。彼らは「影」の領域から生まれたものであり、そして彼らは…怒っていた。いや、もっと悪いことに彼らは「光」に飢えていた。君も感じたはずだ。たとえ離れた所にいても…彼らのオーラと怒りは、私の体に重くのしかかり、心の奥に「影」を忍び込ませた。

おそらくプライミーバルを指しているのですが、他の宿られた兵とは異なるようです。宿られた兵は天空から引きずり込まれ、その後深遠の中で憑依されてから戻ってきます。倒したときに吸い込まれるような状態になることから、倒しても深遠に戻っているだけなのかもしれません。

オノールが警告するように、ギャンビットを通して闇に接触しようとしているのだとすると、マリフィセンスはある意味でそれの一例と言えます。アレはミートボール型のプライミーバルを倒すことでクエストが発生しますから。

 

そして放浪者の船に牽引されている巨大な球状の塊についての記述もあります。こちらに画像があります。

https://www.artstation.com/artwork/y9mNn

この巨大な球体は放浪者が光も届かないような所から持ってきたもので、放浪者はそれを「アーティファクト」と呼んでいます。そしてそれについて、プライムギャンビットが開始された今となって分かる事が書かれています。

彼は亜空間に小さな土地を確保したのだ。それは王座の国のような規模ではないが、無視できるほど小さなものでもない…そして彼は姿を消し、宿られた兵の軍勢を囚われの身にした。彼らはオリックスの配下の生き残りなのか? 何か新しいものか? それとも古いもの? あるいは「彼女」のものか…私には分からない。ただ彼の手によって、彼らがここに連れてこられたことは確かだ。彼らを保管して研究すると彼は言っているが…賭けてもいいが、彼の狙いはそんなにきれいなものではないだろう。

開始時にアーティファクトの中に入ることから、おそらく天誅で戦う宿られた兵の軍勢の事だと思います。ここで話が天誅に飛んだので、次は天誅についてです。

天誅

天誅では放浪者のアーティファクトの中に入ります。その中はナインの試練で訪れる空間に酷似しています。白くて広大な土地に黒い天体が2つ浮かんでいるのが確認できますね。そこでは実際にナインの使者が語りかけてきます。かけらを用いて作る素材を貯蔵庫にセットし、天誅を完了する事で防具を作ることが出来ます。戦闘では宿られた兵が大量に出現し、レベル2では真っ暗なホールと呼ばれる空間でハイヴのナイト「ソードの2」と対峙します。レベル1ではボスとしてオリックスエコーが出てくるというのも聞きました。私はまだ遭遇したことがありませんが。

Bungieネットのストーリープレビューにプライムギャンビットに関する記述があります。そこにはセット効果によって起こされたらしい事象が語られています。侵入者や番兵のセット効果についてです。ちなみに試験的に実施したプライムギャンビットでは3人のガーディアンが命を落としたそうです。

セット効果について疑惑があります。オノールはメッセージで「ギャンビットを通して闇に接触しようとしている」と警告していましたよね。「かけらを貯蔵して宿られた兵を召喚する」というプロセスのギャンビットですが、確かにギャンビットは闇の力を集めようとしているような節があります。オノールによってそれがより強く印象付けられました。そして天誅ではより直接的に宿られた兵と対峙し、違法な装備を入手するわけです。

これらの違法な装備のセット効果とは、暗黒の力を利用した結果発動しているのでは無いでしょうか。あのような手法で作られる装備なので可能性が高いです。なのでオノールが危惧しているように、暗黒の力を利用してパワーを得ようとするという試みはある程度達成されている可能性があります。

ここで解せないのがナインの存在です。放浪者はナインと知り合いのようで、天誅では明らかに使者の声がします。更にオノールからのメッセージにはこうあります

今回の探索によって、バンガードに現在も忠誠を誓う複数のガーディアンの話を裏づけることができた。放浪者のホールはナインと呼ばれる秘密の力を利用している。

ウォーロックの組織にはこのことに関する情報はほとんどないが、放浪者は光と闇を超越した力と何らかの繋がりを築いているようだ。彼が現れる以前は、アウォークンの女王が唯一、彼らと協力関係にあった。

ここで気になるのは「光と闇を超越した力」という言い回しです。ナインは光でもなければ闇でも無いということ?ナインに関しては謎が多いので、天誅で関与がわかったところでこれからナイン関連のストーリーに進展があるでしょう。既に天誅の中で面白い事も言ってます。例えばシュールがプロトタイプであるとか。

 

新しい情報がたくさんあり、伝承も増えているのでこれからが楽しみですね。

 

 

ドレドゲン・ヨルについて書きたいのですが、彼に関しては情報量が多いので別の記事で書く事にします。